国土交通省は3月22日、物流の国際競争力の強化を図るため、国際戦略・拠点港湾とのラスト1マイルを追加し、4月1日から運用を開始することにしたと発表した。
今回の指定により大型車誘導区間の総延長は約3万4900㎞(約700km追加)となった。
国交省は、大型車を望ましい経路へ誘導することにより、適正な道路利用を促進し、老朽化への対応を進めるため、大型車誘導区間の指定を行っている。
大型車誘導区間内を走行する場合、特車通行許可の手続き期間が大幅に短縮される。
引き続き、大型車誘導区間において、渋滞や事故を避けた効率的な経路選択が可能となるETC2.0 特車ゴールド制度と連携しながら、物流効率化による生産性向上に資する区間の充実を検討していくとしている。