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日通情報システム/アジャイル開発チーム立ち上げ

2016年06月28日/SCM・経営

ウルシステムズは6月28日、日通情報システムのアジャイル開発チーム立ち上げを支援したと発表した。

日通情報システムは日本通運グループの情報サービス会社で、グループ企業の情報システムを開発、運用している。

従来はシステムを新規に開発する際、ウォーターフォール型プロセスを採用してきたが、ユーザーの要求をより的確に汲み取り、価値あるシステムを短期間で実装するためアジャイル開発手法の導入を決め、ウルシステムズに支援を依頼した。

ウルシステムズは、日通情報システムのアジャイル開発推進チームにコーチ役として参加。同チームが受託したグループ会社・日通トランスポート社向けのシステム開発プロジェクトにおいて、アジャイル開発を実践するために必要なスキルやノウハウをOJT形式でチームメンバーに伝えた。

3か月にわたるコーチングの結果、日通情報システムのアジャイル開発推進チームメンバーが主体となってアジャイル開発を実践できるようになった。

日通情報システムの永瀬裕伸社長は「体系的にアジャイル開発に取り組み、ユーザーのニーズに対して迅速かつ柔軟に対応する手段を獲得できたことは大きな成果でした。ビジネスに変革をもたらすITを実現するには、ユーザーとエンジニアの密なコミュニケーションと試行錯誤が欠かせません。ITの役割が既存業務の電子化から新規業務の創出へと移りつつある今、アジャイル開発の導入は必然と言えるでしょう。今回獲得したスキルとノウハウを活用して、自社で取り組むシステム開発プロジェクトにアジャイル開発手法を積極的に適用していく予定です」と説明している。

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