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三菱電機/効率的な生産・物流体制構築、群馬製作所複合棟竣工

2016年07月11日/生産

三菱電機は7月11日、電気給湯機の製造拠点である群馬県太田市の群馬製作所内に建設していた物流センター・ショールーム・事務所からなる複合棟が、7月12日に竣工・稼働開始すると発表した。

<外観>
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物流センター設置による部品調達から生産・出荷までの一貫体制構築と、体感型のショールーム「ユクリエ」による提案力向上により、電気給湯機事業のさらなる強化を図る。

群馬製作所内に物流センターを建設することにより、敷地内外に分散していた製品の物流機能を集約・統合し、部品調達から生産・出荷までの一貫体制構築による効率化を実現した。

また、併設するショールーム「ユクリエ」では、最新の電気給湯機や三菱HEMSの紹介に加え、業務用給湯機のソリューション提案を行うほか、三菱電機が提案しているエコキュートによる微細なマイクロバブルで快適な入浴を実現する「ホットあわー」の実感・体感エリアを設けるなど、顧客への提案力を強化している。

なお、現在、地球温暖化対策の観点から、大気の熱を利用してお湯を沸かすことで電力消費量とCO2排出量を抑えるエコキュート(自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機)が注目されている。三菱電機では、エコキュートの今後の需要拡大に対応するため、効率的な生産・物流体制を構築する必要があったもの。

■複合棟の概要
所在地:群馬県太田市岩松町800
建設面積:1万2326m2(延床面積1万3457m2)
構造:鉄骨造、一部2階建
主な用途:製品倉庫、ショールーム「ユクリエ」、事務所(設計部門)
投資額:23.5億円

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