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日立物流/4~9月の売上高4.7%減、営業利益11.5%増の145億円

2016年10月27日/決算

日立物流が10月27日に発表した2017年3月期第2四半期決算によると、売上高3246億5000万円(前年同期比4.7%減)、営業利益145億300万円(11.5%増)、税引前利益143億6200万円(27.0%増)、四半期利益96億2900万円(48.4%増)となった。

国内物流の売上高は、顧客の外部環境変化による取扱い物量の減少はあったものの、流通小売、飲食関連等における新規案件の稼働や、前年度に立ち上げた案件の本格稼働等により、2028億7200万円(2.0%増)となった。

営業利益は増収影響や、作業生産性の向上等により、106億5600万円(16.0%増)となった。

国際物流の売上高は、、海外での日用品、自動車関連等の新規大型案件の稼働による増収寄与はあったが、中国・アジアや国内発着のフォワーディング事業の軟調な荷動き、さらには急激な円高進行による為替影響を受け、1112億4600万円(15.0%減)となった。

営業利益は、減収影響はあったものの、海外3PL事業やインターモーダル事業での収益性向上や、国内発着フォワーディング事業における構造改革効果等により、29億2700万円(11.0%増)となった。

物流周辺事業の売上高は、105億3200万円(3.0%減)となり、営業利益は、減収影響等により前年同期に比べ22%減少し、9億2000万円(22.0%減)となった。

通期は、売上高6800億円(前年同期比0.1%減)、営業利益285億円(0.6%増)、税引前利益295億円(9.6%増)、当期利益202億円(30.3%増)の見通し。

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