郵船ロジスティクスは2月27日、メキシコ法人のYusen Logistics (Mexico), S.A. de C.V.がメキシコ・グアナファト州セラヤ市近郊に新施設「バヒオ・ロジスティクスセンター」を2月22日に開設し、開所したと発表した。
バヒオ・ロジスティクスセンターは自動車産業が集積するメキシコ中央高原バヒオ地区のAmistad Bajio工業団地内に建設。約5000m2の倉庫スペースの他に、約6000m2の大型トレーラーヤード、1000TEUの海上コンテナを保管可能な内陸コンテナデポを併設し、国内JIT配送やミルクラン、米墨間クロスボーダー輸送などの自動車物流のニーズに対応する。
メキシコ法人の本社機能もバヒオ・ロジスティクスセンター内に移管した。これにより、迅速な意思決定の下、お客様のあらゆる物流ニーズに応えていく。
郵船ロジスティクスはグループ中期経営計画 “GO FORWARD, Yusen Logistics -Next Challenges-“でメキシコを重点地域と位置付けており、昨年8月にグアダラハラ事務所を開設し、メキシコ3大空港である、メキシコシティ空港、モンテレー空港、グアダラハラ空港での自社オペレーション体制を整えた。オープンした新施設を、あらゆる顧客の物流ニーズにも応える多機能物流施設として活用していく。
■概要
名称:バヒオ・ロジスティクスセンター / Bajio Logistics Center
所在地:Parque Industrial Amistad Bajio, Apasep El Grande, State of Guanajuato, Mexico
敷地総面積:約6万7000m2
倉庫(5000m2)
コンテナデポ(7260m2)
トレーラーヤード(6000m2)
事務所(1000m2)
倉庫は需要に応じて拡張を検討
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