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NTTドコモ/トラック業者向け通信型ドライブレコーダー提供

2017年04月07日/IT・機器

NTTドコモは4月10日、LTE通信機能を搭載したドライブレコーダー「TMX-DM02A」を法人の顧客向けに提供を開始する。

<端末外観>
20170407ntt1 500x309 - NTTドコモ/トラック業者向け通信型ドライブレコーダー提供

<サービス利用イメージ>
20170407ntt2 500x147 - NTTドコモ/トラック業者向け通信型ドライブレコーダー提供

法人向けクラウドパッケージサービス「ビジネスプラス」で提供中の「docoですcar Safety」とセットで利用することで、安全運転支援サービスを利用できる。

販売価格は3万5000円(税別)>

受信時最大150Mbps対応LTE通信を活かした映像転送により、急ハンドル・急ブレーキ等の事故相当の衝撃を検知するとその映像をリアルタイムにクラウド上にアップロードする。

運行管理者は事故等の状況を速やかに把握するこのサービスを利用可能で、荷物の運送中に事故が発生した場合、衝撃を検知し、事故時の映像をアップロードすることで、管理者は即時に事故状況を把握し、運転者への事故対応の指示や、荷主への連絡、代わりの車両の手配などを速やかに行うことができる。

一般的なドライブレコーダーは、事故発生時の映像記録用として主に活用されているが、新サービスは、ドライブレコーダー本来の用途に加え、運転データをクラウド上で収集し、日常の運転習慣を解析・評価することが可能。

結果を活用し、個々のドライバーへの運転指導を行うことで、運転技術の向上につながり、事故やヒヤリハットの削減が期待できる。

運輸業をはじめとする車両を保有する企業は、「交通事故の防止」が大きな経営的課題となっているが、中堅・中小企業では安全運転強化に向けたシステムの導入稼働や費用等の負担が大きく、普及が進まない状況にある。

設備構築なしに導入することができ、年額1万2000円/ID(税別)で利用できる 。導入に伴い、交通事故削減だけでなく、運転技術向上に伴うエコドライブによる燃費改善等のコスト削減が期待できる。

■主な仕様
電源電圧:本体DC5V(12V/24V用シガーライター)
寸法:本体直径約73mm 厚さ約40mm
重さ:160g以下
使用温度範囲:-10℃~60℃
記録媒体:Micro SDHC(8GB~32GB)
加速度センサー:3軸Gセンサー
ディスプレイ:2インチ液晶(320×240 4:3)
撮像素子:200万画素
記録解像度:最大Full HD(1080p)
GPS:搭載(GLONASS対応)
対応SIMカード:ドコモminiUIMカード
通信方式:3G/LTE
内蔵バッテリー:リチウムイオン電池 容量750mAh
その他:マイク・スピーカー搭載
通信速度:受信時最大150Mbps
製造メーカー:パイオニア

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