寺田倉庫は4月20日、2017年4月に設立の「デジタルアーカイブ推進コンソーシアム」に加盟したと発表した。
寺田倉庫は創業以来、スペースを活用するノウハウを駆使した保存・保管の技術向上を追求しており、フィルムや映像・音楽テープなどのメディア類、貴重図書や機密書類、美術品やワインといった専門的な保管品の保存・保管技術で高い評価を得ている。
メディア保管事業の一環としてデジタルアーカイブ関連事業にも従事する立場から、その重要性やニーズを見据えたコンソーシアムの構想に賛同し、幹事社として加盟となった。
同社は、コンソーシアムでの活動を通じて、デジタルアーカイブとデジタルコンテンツ産業の振興に貢献する。
なお、コンソーシアムは、 国内の各種デジタルアーカイブ関連産業の育成・発展およびコンテンツ関連産業との連携強化、 これに関わる技術標準化の促進、 基盤整備に係る政策提言といった共通課題の解決に向けて取り組むことを目的として発足している。
■デジタルアーカイブ推進コンソーシアム
企画運営:東京大学大学院情報学環 DNP学術電子コンテンツ研究寄附講座
http://dnp-da.jp/consortium/
寺田倉庫/京都市立芸大の新キャンパス内に美術品保管庫オープン