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川崎汽船/エルサルバドルに消防車・救急車を無償海上輸送協力

2017年04月20日/CSR

川崎汽船は4月20日、日本消防協会よりエルサルバドル共和国に寄贈された消防車1台、救急車2台の海上輸送に協力することになったと発表した。

<BRASILIA HIGHWAYに船積みされる消防車両>
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日本消防協会は、国際貢献と開発途上国の消防力強化に寄与することを目的に、国内の消防機関で更新時期を迎えた消防車両を無償で寄贈する国際援助事業を行っており、今回エルサルバドルに3台の車両が寄贈されたのはその一環。

輸送の消防車両3台は、日本エルサルバドル協会の支援によるハンドル工事等の車体の整備が行われ、4月18日に、グループ会社であるダイトー・コーポレーションの協力のもと、横浜港で自動車専用船に船積された。同船は5月上旬に同国アカフトラ港に到着する予定。

川崎汽船は1969年からエルサルバドルの名誉領事を引き受けており、同国の消防車両不足の解消の一助とするために2014年から無償輸送に協力している。

今回で4度目となり、合計12台(消防車7台、救急車5台)の消防車両の海上輸送を引き受けた。

これまで輸送した消防車両は、現地で起きた火災現場等での消火作業や人命救助を行うだけでなく、消防隊員が行う子供たちへの火災や事故防止等の課外教育にも用いられており、同国の安全に資する活動の一端を担っている。

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