日本通運は5月17日、韓国マルチカントリーコンソリデ―ション(MCC)サービスに、輸入混載輸送商品を追加し、5月18日から販売を開始すると発表した。
マルチカントリーコンソリデーションとは、日本から複数の仕向地(国)向けの貨物をハブ港に送り、ハブ港で最終仕向地向けに積み替え・積み合わせで転送するサービス。
顧客のニーズに応え、輸出混載サービスに加え、輸入混載サービスを苫小牧向けから開始する。
米国をはじめ、世界22か国、56都市からコンテナ1本に満たない複数の顧客の荷物を日通グループが集約し、安心・安全なドア・ツー・ドアの一貫輸送サービスを提供する。
同社は2013年10月から、日本海沿岸を中心とする地方港から釜山経由で全世界へ少量の貨物を着地ごとに積み合わせて輸出する「韓国MCCサービス」を開始している。
当初の苫小牧、石狩、新潟、伏木富山、金沢計5港に、直江津、博多を加え、現在7港から21か国、36港向けにサービスを提供している。