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PAL/物流施設のロボティクス導入促進で、ファンド設立

2017年10月30日/SCM・経営

PALは10月27日、燦キャピタルマネージメントと共同で、物流センター内のオートメーション化を促進させていくことを目的とした、機械・ロボティクスへの投資を実施する「ロジテックファンド」を設立すると発表した。

物流セクターへのロボティクス導入を促進・支援していく社会的機能を補完していくため、ロジテックファンドを設立する。

物流機械・ロボティクスへの投資を実施することで、オートメーション化を計画する荷主企業、物流事業者は、初期投資負担なく、最適なオートメーション化を整備することが可能となる。

「誰が設備投資の負担をするのか?」の課題を解決していく。

荷主企業等の物流センターでのオートメーション化に対する初期投資負担を無くし、省人化が図られたオペレーションの構築が可能となり、機械・ロボティクスの利用に応じた料金負担に切り替える。

また「何へ投資を行い、どのようなロボティクスとオペレーションの組み合わせで運営するのか、フロー設計がベストなのか?」の物流センター全体の生産性向上に向けたトータル設計をサポートする。

PALは、物流センターの機械化・省人化を推し進め、最適なロボティクス・ソリューションの開発・導入を行っており、ファンドに対してコンストラクション・マネジメントを行う。

人とロボティクスの協調フローを設計し、導入・セットアップを行い採算やシミュレーション、フローの設計にとどまらず、センター全体のシステム制御等もサポートする。

また、アセット・マネジメントでは、センター全体の高い生産性を確保すべく、最適なロボティクス並びにICTインフラ等の選定・導入・管理を実施する。

プロパティ・マネジメントでは、生産性を高め続けて行くため、オペレーションとロボティクスのセットでの運営・メンテナンスと改善活動を実施。システム制御・サポートも含む。

■概要
名称:ロジテックファンド
投資対象:物流機械・ロボティクス、IoTソリューション等への投資
投資時期:物流センターごとに設立していく形態をとり、1号ファンドは2017年11月、また、同時に複数ファンドを組成中。
投資規模:ファンドサイズは、センターの規模により異なる

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