NECは11月8日、AI活用での検証から導入、活用までをトータルに支援するAI活用プラットフォーム「NEC Advanced Analytics Cloud with 異種混合学習」を販売開始した。
AI活用でのデータサイエンティストによる「検証」、アプリケーション開発者による「導入」、ユーザによる「活用」を包括的に支援し、スキルの異なるプロフェッショナルが協働できるクラウドサービスとして提供する。
これにより、従来課題となっていた検証での多様なエンジン活用のための複雑な構成管理が不要となるだけでなく、導入での分析モデルのAPI化を容易にすることでAIを活用したソリューション開発の迅速化を実現する。
プラットフォームには、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」の1つである「異種混合学習技術」に加え、デファクトスタンダードのオープンソースソフトウェアを搭載し、多様なエンジンから最適な分析手法によるモデル作成を支援する。
このプラットフォームは新日鐡住金と共同で行った物流コスト最適化の検証時に採用された。
なお、「異種混合学習技術」は、これまで高度なノウハウを持つデータ分析技術者が手動で行っていたプロセスを自動化することで、超大規模データの高速・高精度な分析を実現した技術。
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