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SGHD/東証一部に上場、2018年3月期予想売上高7.5%増

2017年12月13日/3PL・物流企業

SGホールディングスは12月13日、東京証券取引所市場第一部に上場するとともに2018年3月期業績予想を発表した。

初値は1900円で、公開価格1620円に対し17%高となった。初値による時価総額は約6084億円。

2018年3月期業績予想は、売上高1兆円(前年同期比7.5%増)、営業利益580億円(17.2%増)、経常利益600億円(17.2%増)、当期利益330億円(16.0%)。

セグメント別では、デリバリー事業の売上高は、7756億円(5.1%増)を見込んでいる。主な増収要因は、飛脚宅配便等の取扱個数の増加などの決算日変更による影響(231億円増)と平均単価の上昇としている。

ロジスティクス事業の売上高は、1315億円(19.1%増)を見込んでいる。主な増収要因は、決算日変更による影響(173億円増)と物流業務での稼働面積の増加としている。

営業利益については、物流事業を取り巻く労働力不足に対する対応と宅配品質を維持するための充分な外注先確保のための費用増加並びに一時的な上場関連費用等を見込む一方、売上高の増加効果や各営業所での効率性上昇施策、有形固定資産の減価償却方法変更と決算日変更に伴う利益の増加により、営業利益率が前期比 0.5ポイント改善すると見込んでいる。

経常利益については、主に持分法による投資利益及び支払利息による。持分法による投資利益は日立物流との資本業務提携によるものであり、日立物流公表の業績予想数値を参考に前期比16.1%の増加を見込んでいる。

支払利息については過年度借入金のリファイナンスにより減少を見込んでいる。結果、経常利益率は前期比0.5ポイント改善すると見込んでいる。

当期純利益は、海外子会社の持分譲渡と清算による特別利益を見込んでいる他、資産入れ替えによる固定資産売却損等を見込んでいるが、いずれも金額としては僅少。

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