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川崎汽船/4~12月の売上高16.2%増、営業利益71.48億円

2018年01月31日/決算

川崎汽船が1月31日に発表した2018年3月期第3四半期決算は、売上高8840億6600万円(前年同期比16.2%増)、営業利益71億4800万円(前期は346億8200万円の営業損失)、経常利益93億9500万円(前期は369億600万円の経常損失)、当期利益92億9500万円(前期は545億7800万円の当期損失)となった。

海運業を取りまく事業環境は、コンテナ船では東西航路で荷況が堅調に推移したものの、需給のバランスの改善には至らず、運賃市況は上値の重たい状況が続き、中国の国慶節前などの繁忙期でも力強さの欠けた展開となった。

ドライバルク船においては、大型船は中国の鋼材需要が引き続き堅調であったことに加え、中・小型船においても穀物や石炭などの堅調な荷動きを背景に市況は緩やかな回復を継続した。

グループでは、前々期及び前期の2期にわたり競争力強化への取組みとして行った構造改革の効果に加えて、継続したコスト削減の実施、配船効率化などの収支改善策に取り組んだ。

通期は、売上高1兆1600億円(12.6%増)、営業利益110億円(-)、経常利益30億円(-)、当期利益85億円(-)の見通し。

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