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井本商運/499G/T型コンテナ新造船が神戸港初入港

2018年02月05日/IT・機器

井本商運は2月2日、大分県佐伯市の三浦造船で11月28日に進水した499G/T型のコンテナ専用船「たちばな」が1月31日竣工し、2月2日に神戸港に初入港、阪神・瀬戸内・九州航路に就航したと発表した。

<満船(最大積載量の状態)のたちばな>
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<たちばなのセレモニー>
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井本商運は2004年からコスト削減を目指して大型化を推進していたが、貨物や航路の特性に柔軟に対応して、2017年度3隻目の499G/T型船として「たちばな」を竣工した。

先に竣工した2隻を上回る137TEU積みとし、冷凍コンテナを最大40本積載可能とした。

火薬類、低引火性液体などの危険品コンテナを、艙内とデッキ上に20フィートコンテナで30本搭載可能とするなど、最新の技術と設備をを備えている。

船は国際コンテナ戦略港湾政策を受け、西日本の地方港発着のコンテナを国際コンテナ港湾である阪神港へ結ぶ重要な国際フィーダー船として、阪神港へのコンテナ貨物の集約と競争力強化に貢献することが期待されている。

井本隆之社長は「大型化によるコスト競争力の強化と、小回りの利く小型船の機動力の両方を活かして、地方港とハブ港を結び、国際コンテナ戦略港湾政策に貢献していきたい」と話している。

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