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丸運/16億円投じ、基幹システム全面刷新

2018年05月11日/3PL・物流企業

丸運は5月11日、基幹システムの刷新による全面的な業務改革推進の着手を決めた。

投資総額は約16億円、5月から開発を開始し、2020年度中の本格稼働を目指す。

刷新する基幹システムは輸配送管理、倉庫管理、情報分析、統合マスタ管理の4システムで、丸運ロジスティクスシステム(以下:MLS)プロジェクトとして社内検討をおこなってきた。

MLSの導入により、複数のシステムが並行稼働していたことによる事務処理の重複作業の削減と、様々な経営情報をタイムリーに営業現場へ提供することで営業現場での業務の効率化を図り、総業務量の削減による「働き方改革/丸運バージョン(Action 10to8*)」を実現する。

業務効率化により創出された時間を有効に活用し、お客と接する時間をより充実させ、IoT対応力を強化することで、輸送品質を向上し、お客への提案力を高め、営業力の強化を図る。

MLSの開発委託先には、投資による効率化効果とランニングコスト削減と業務内容に適した対応是非等を総合的に判断し、NSP(神奈川県横浜市中区)を採用した。

なお、Action 10to8は、丸運イノベーションの一環として取り組んでいる「丸運版働き方改革」で、現在の全ての業務量・作業量を10から8にして、時間の有効活用を図るもの。

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