ヤマトグローバルロジスティクスジャパン(YGL)は9月12日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から、8月1日付で「公式通関事業者」に指名されたと発表した。
YGLは公式通関事業者として、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会での通関上の規制や手続き、主な問い合わせ先などをまとめた「東京2020大会 通関・フォワーディングガイド」の作成や、大会クライアントに対応する問い合わせ窓口業務、組織委員会が担う物流の通関手続きを手がける。
円滑・迅速な通関手続きの実現を目指し、付加価値の高い物流を提供することで東京2020大会と大会クライアントをサポートする。
東京2020大会の円滑な運営に向け、組織委員会や国内外の大会関係者、関係諸団体と緊密に連携していくとともに、適正・迅速な輸出入手続きに加え、日本国内の小口配送ネットワークなどを活用し、選手など大会関係者だけでなく、来日する観光客も含めた、史上最高の大会の実現に寄与していくとしている。
<リオ2016大会閉会式で安倍首相が登場した「土管」輸送の様子>
<国際的なスポーツ大会で競技用具が入ったコンテナを輸送する様子>
YGLは、工程別に複数の事業者で分かれていた国内外をまたぐ物流について、海外の小口集配ローカルネットワークと国内のきめ細やかなネットワークをシームレスにつなぎ合わせる事で、一貫した統合マネジメントを実現。スポーツイベント向けの輸送では、リオ2016大会の閉会式で話題となった「土管」の輸送や国際的なスポーツ大会の輸送など、さまざまな実績を有している。