財務省は10月18日、9月分貿易統計速報を発表し、輸出金額6兆7266億円(前年同月比1.2%減)、輸入金額6兆5871億円(7.0%増)となった。
輸出は22か月ぶりの減少、6か月連続の増加だった。
輸出では、鉱物性燃料が32.9%増、半導体等製造装置が9.6%増となった一方、自動車が4.7%減、通信機が28.0%減、建設用・鉱山用機械が15.8%減と減少した。
輸入は、原粗油が37.9%、液化天然ガスが42.6%、石油製品が83.7%となった。
輸出と輸入の差引額は1396億円で、3か月ぶりに黒字へ転換した。