SGH財団は11月6日、2018年度SGH奨学生採用証書授与式を、10月29日に京都で開催したと発表した。
<栗和田理事長と奨学生による記念撮影>
第33期生となる奨学生16名(学部生9名、大学院生7名)は、国公私立各大学の学長より推薦を受けた私費留学生109名の応募から、選考委員会による厳正な審査を経て採用された。奨学生には奨学金月額10万円が2年間支給される。
<授与式>
ホテル日航プリンセス京都で行われた採用証書授与式では、栗和田榮一理事長(SGホールディングス会長)から、奨学生一人ずつに採用証書が手渡された。
ベトナムからの留学生で秋田大学理工学部3年のレー ティ チンさんは、奨学生を代表し、「これから2年間、SGH奨学生という自覚をしっかりと持ち、夢に向かって日々努力していきたい」と挨拶した。
栗和田理事長は「奨学生の方々には急速に変化する環境の中で志を高く持ち、将来の目標達成に向けて着実に歩んでいって欲しい。日本の社会や文化に触れ、日本の良き理解者となり、国際人として活躍することを期待している」とコメントした。
留学生奨学事業は、SGホールディングスグループ各社が利益の一部を社会に還元し、次の世代を担う東南アジアの人材育成のために役立たせたいとの願いから、1986年2月14日に佐川留学生奨学会を設立し、今日まで継続している。