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全日空商事/沖縄での「手荷物当日配送サービス」拡大

2021年03月31日/3PL・物流企業

全日空商事は3月30日、Airporterと沖縄での「手荷物当日配送サービス」を拡大中と発表した。

<手荷物当日配送サービスフロー図>
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Airporterが提供する空港と宿泊施設間の「手荷物当日配送サービス」について沖縄地区での協業を開始しており、手荷物による観光課題の解決と観光利便性の向上(手ぶら観光)を推進している。

2020年8月からは全日本空輸(ANA)が運営する「空港アクセスナビ」と連携し、ANA便利用の顧客のシームレスな移動をサポートしている。

3月17日からは沖縄全域における観光型 MaaS(モビリティアズアサービス)「沖縄 MaaS」の実証事業第2フェーズにも参画し、沖縄 MaaS からの Airporter ウェブサイトへリンクするかたちでの申込みが可能となった。沖縄県内の公共交通機関や観光事業者などと連携を深め、更なる“手ぶら観光”の促進と旅行者の利便性向上を図っていくとしている。

Airporter は東京・大阪地区の空港と周辺宿泊施設間での「手荷
物当日配送サービス」を提供しており、沖縄においては2019年11月より全日空商事との協業にて同様のサービスを開始している。

旅行者は、那覇空港内の全日空商事が運営する店舗「Before U
GO(ビフォーユーゴー)」で手荷物を預けることで、ホテルへのチェックイン時間まで手ぶらで飲食や観光を楽しむことが出来る。またホテルのチェックアウト時にもこのサービスを利用することで手荷物を空港で受け取ることが出来るため、旅行最終日の観光やショッピングなどにも時間を最大限活用することが出来る。

このように旅行者が荷物を預けることで公共交通機関の利用を促進し、レンタカーによる交通渋滞の緩和や旅行者の回遊性の向上で、観光地や商業施設での消費も促進されることが期待されている。

なお利用はスマートフォンから Airporter ウェブサイトへのアクセスで、配送予約とキャッシュレス決済が可能だ。

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