西濃運輸は7月1日、日本貨物鉄道から貸切利用する混載ブロックトレイン「カンガルーライナー」に、ハローキティのデザインが装飾された特別仕様のハローキティラッピングコンテナを導入したと発表した。
<ハローキティのラッピングでは「私たちは環境にやさしい輸送に取り組んでいます」の言葉も書き込まれている>
ハローキティラッピングコンテナは、大阪~郡山・仙台間を運行する「カンガルーライナーSS60」に6月22日から、名古屋~福岡間を運行する「カンガルーライナーNF64」に6月25日から、各1コンテナが配備されている。わずか2個のみの限定製造のため、上り・下りの列車に毎日、必ず積載されているわけではなく、見ることができると幸運な、希少なコンテナとなる。
西濃運輸は、モーダルシフトや大型ハイブリッドトラックの導入など、SDGsに積極的に取り組んでいる。昨年12月からはSDGsを縁として、SDGsを応援するサンリオのキャラクター「ハローキティ」とコラボレーションを実施。Twitterリツイートキャンペーンなど、様々な場面でのコラボレーションを展開している。
この特別仕様のハローキティラッピングコンテナはSDGsの気運の盛り上げと、同社の企業価値向上を目的として、製作し、導入したものだ。
■運用概要
カンガルーライナー運用
「カンガルーライナーSS60」
吹田貨物ターミナル駅⇔郡山貨物ターミナル駅・仙台港駅
下り 吹田タ22:14 発 ⇒ 郡山タ翌日9:15 着 ⇒ 仙台港翌日12:45着
上り 仙台港22:35 発 ⇒ 郡山タ翌日2:37 発 ⇒ 吹田タ翌日15:44着
「カンガルーライナーNF64」
名古屋貨物ターミナル駅⇔福岡貨物ターミナル駅
下り 名古屋タ22:12 発 ⇒福岡タ翌日12:47 着
上り 福岡タ0:22 発 ⇒名古屋タ18:23 着