Hacobuは7月5日、輸配送リソースの一元管理とトラックやドライバーに対する貨物の最適配分を支援する配車管理サービス「MOVO Dispatch(ムーボ・ディスパッチ)」の提供を開始する。
「MOVO Dispatch」は、荷主や大手3PL、運送会社などが幅広く利用可能なサービス。車両とドライバーを「MOVO Dispatch」に登録し、輸配送案件を割り当てることで、各車両とドライバーが行う仕事の予定や、貨物の積載率、移動・休憩時間などの情報を可視化することができる。
また、情報は事業所や物流拠点を跨いで可視化されるため、拠点間での合積みや戻り便活用による積載率、稼働率の向上にも役立てることができる。
今後、Hacobuは「MOVO Dispatch」について、既存のMOVOユーザーからの意見をもとに随時機能拡張を行っていく方針。
具体的には、ドライバーがスマートフォンで担当案件の確認や実績の登録をできる機能の実装や、MOVOの他プロダクトとの連携、ライナロジクスが提供する完全AI自動配車システム「LYNA 自動配車クラウド」との連携による配車計画作成の最適化などを進めるとしている。