総合不動産サービス・投資運用会社のコリアーズ・インターナショナル・ジャパン(CIGI)は7月1日、日本での物流施設のリーシングサービスに本格参入すると発表した。
同社は、ナスダックとトロント証券取引所に上場し世界62か国で事業を展開するコリアーズの日本法人。東京・大阪に拠点を構え、国内外の投資家・オーナー・テナント向けに、リーシングサービス、キャピタルマーケット&インベストメントサービス、プロジェクトマネジメント、デザイン・ビルド、ワークプレス・コンサルティング、不動産鑑定などのアドバイザリー業務を提供している。
リーシングサービスは2018年にオフィス向けとして提供を開始。首都圏・大阪地区を中心に、テナント向けとオーナー向けのリーシングサービスで取引を拡大してきたが、3PLの急拡大やEC・通販ビジネスの急成長に伴い、サプライチェーンの多様化に応える最新鋭の物流施設へのニーズが高まっていることから、物流施設へサービス領域を拡大することにした。
物流施設のリーシングサービスについては、主にアジア太平洋地域のコリアーズの各拠点と連携し、事業拡大を目指す方針。
テナント向けとして「関東近郊エリアの賃貸倉庫情報のシェアリング」「移転・新規開設向け 物件探しサポート」「実現性の高い契約条件アドバイザリー」「荷主企業とのマッチング(寄託相談案件)」を、また、オーナー・投資家向けとして「リーシングマネジメント(テナント誘致)」「適正賃料コンサルティング」といったサービスを提供する。
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