LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





CBRE/中国・シノトランス日本法人の物流施設増設を支援

2022年12月06日/物流施設

CBREは12月6日、中国の大手総合物流会社 中国外運(シノトランス)グループの日本法人であるシノトランス・エア・ジャパンが物流施設を拡充するにあたり、移転先の賃貸借の仲介を支援したと発表した。

<シノトランス・エア・ジャパン 東京輸出入センターの外観>
20221206cbre - CBRE/中国・シノトランス日本法人の物流施設増設を支援

シノトランス・エア・ジャパンでは、ECの急速な拡大を背景にアパレルを中心としたEC商品を中国から日本へ輸入するビジネスが急拡大している。コロナ禍以降にこの流れが加速し、江東区にある既存の物流センターが手狭になってきたことから、オペレーションの効率化・高度化を実現できる施設を都内湾岸エリアに開設する必要があった。

CBREは、2022年6月にシノトランス・エア・ジャパンから業務拡大に伴う物流拠点の増設に関する賃貸借契約の仲介業務を受託しており、同社から都内湾岸エリアで入出庫作業の多い使い方を満たすクロスドック型の物流施設の物件探索の依頼を受け、東京都江東区新砂にある約2000m2の物件を紹介。

シノトランス・エア・ジャパンは同物件に入居し、新たなEC物流等の通関物流拠点「東京輸出入センター」を12月に開設する予定だ。

同物件が立地する湾岸エリアは外環道、国道16号、圏央道のエリアと比較してランプウェイ機能を有した施設が少なく、クロスドック型の空室が極端に少ないマーケット。CBREでは、長年にわたり培ってきた施設オーナーとの関係性をフルに活用し、マーケットに出る前の空室情報を幅広く収集した。また、クライアントともコミュニケーションを密に取ることで、物件情報が出たタイミングでクライアントの意向をすぐに確認できるよう配慮。その結果、迅速に物件を確保することに成功した。

■プロジェクト概要
担当部署:シービーアールイー アドバイザリー&トランザクションサービス、インダストリアル&ロジスティクス 首都圏営業部
業務内容:施設賃貸借仲介
クライアント企業名:シノトランス・エア・ジャパン
施設:シノトランス・エア・ジャパン 東京輸出入センター
物件所在地:東京都江東区新砂2-5-28
拠点開設時期:2022年12月(予定)
規模:1棟のうち一部の約2000m2

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース