京極運輸商事が5月15日に発表した2023年3月期決算によると、売上高87億2500万円（前年同期比2.7％減）、営業利益600万円（95.8％減）、経常利益8900万円（56.3％減）、親会社に帰属する当期純利益6200万円（59.5％減）となった。
貨物自動車運送事業では、中国の「ゼロコロナ」政策の影響により化学品輸送量が大幅に減少した。また、医療用・家庭用ビニール製品等及び半導体原料の需要減による輸送数量の減少により減収となった。経費面においては、燃料価格の高騰によるコストアップ等もあり、結果として、売上高は 36億3400万円と（2.5％減）となり、セグメント利益は 2億5300万円（18.4％減）となった。
倉庫事業では、浜川崎倉庫は堅調に推移しており、また、固定費の減少があるものの、浮島倉庫及び本牧倉庫においてはコロナ禍による輸出貨物の取扱量の減少により、結果として、売上高は4億6700万円（2.5％減）となり、セグメント利益は 9600万円（12.3％増）となった。
次期は、売上高88億1600万円（1.0％増）、営業利益1億5000万円、経常利益2億円（124.4％増）、親会社に帰属する当期純利益1億5000万円（142.2％増）を見込んでいる。
