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NTTロジスコ/フォークリフト作業効率化が関西「優秀」物流改善事例に

2024年11月05日/3PL・物流企業

NTTロジスコは11月5日、日本ロジスティクスシステム協会主催の「関西物流改善事例発表会2024」で発表した八尾物流センターの改善事例が、優秀事例に選出されたと発表した。

<事例発表会(10月17日)>20241105nttlogi2 - NTTロジスコ/フォークリフト作業効率化が関西「優秀」物流改善事例に

優秀とされたのは、「フォークリフトオペレータの作業整理、軽作業標準化および多能工化推進による効率化/総稼働の削減」。

コロナ収束後、取扱い荷量が大幅に増え、特に雇用確保が難しいフォークリフト作業員の稼働増加が課題となっていた。

そこで八尾物流センターでは、フォークリフト作業員が1人で完結していた作業を、フォークリフトに乗車して行う荷役作業と、検品や商品ラベル貼付等の付帯作業に切り分け、付帯作業のほうは軽作業員へ分担することにした。

<発表の様子>20241105nttlogi1 - NTTロジスコ/フォークリフト作業効率化が関西「優秀」物流改善事例に

フォークリフト作業員と複数の軽作業員による「ライン方式」へ見直すとともに、作業マニュアルやチェックシートを整備し、現場レイアウトも見直した結果、物流センター全体の効率化につながった。

改善効果としては、フォークリフト作業員の作業時間が31%削減、物流センター全体の残業時間は68%削減できた。

時間外作業を削減し、安全な作業環境を確保したことで、従業員の満足度向上もみられたという。

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