佐川急便は10月15日、WEBサービスの「佐川急便スマートクラブ」で不正アクセスを検知したと発表した。
発表によると、「佐川急便スマートクラブ」で第三者が不正に入手したIDとパスワードを使ったと思われる不審なアクセスを検知、これによって顧客のアカウントに対し不正ログインされたことが判明したという。
不正アクセスの発生は10月15日の 17時22分~20時42分の間で、現在はすでに不正アクセスを行ったIPアドレスを特定、ブロック済みだとしている。
サーバーや業務システムへの影響や、クレジットカード情報、銀行口座に関わる漏えいはないが、安全確保のため現在ホームページ内の「マイページ」へのアクセスを一時的に制限している。
なお、被害の対象となる不正ログインを受けた可能性がある顧客に対しては、個別に連絡が行われることを告知している。
今回の事態を受け、顧客に対しては「他サービスと同一のID・パスワードを使用されている場合、速やかな変更」および「スマートクラブマイページへのアクセス再開後、パスワードの変更と2段階認証の設定を推奨」している。マイページ再開時に改めて案内がされる予定だ。
■佐川急便公式サイト
佐川スマートクラブ
佐川急便/安定輸送目的に10月から飛脚国際宅配便に繁忙期追加金を導入