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TNT/欧州は回復傾向、アジア太平洋と米国では収益性の改善に注力

2011年11月08日/決算

TNT Expressは11月8日、2011年第3四半期決算を発表した。

それによると、売上高は17億7700万ユーロ(前年同期比1.3%増)、営業利益は3200万ユーロ(13.5%減)で、調整後(恒常FXレート)は売上高17億8800万ユーロ(1.9%増)、営業利益4300万ユーロ(46.9%減)となった。

2011年第3四半期の売上は、ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)における緩やかな成長、アジア太平洋における継続的な成長、および南北アメリカ大陸(ブラジル)における売上の減少を反映したものとなった。

営業利益は対前年比で減少しているが、これは主に南北アメリカ大陸(ブラジル)とアジア太平洋における損失を計上したことによるもの。非配分費用は低く抑えることができたが、これは諸経費とプロジェクト関連費用の削減、事業部門向けの特別費用、および一部コスト面で有利に働いたことによるものとしている。

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