西日本高速道路は3月16日、東九州自動車道の日向IC~行橋IC間を開通する。
開通により、延岡市~宮崎市間の高速交通ネットワークが形成され、すべて一般道路を利用した場合と比較して約65分間の時間短縮となる。
都農町内より北側の延岡市内にある第三次医療施設への搬送時間が一般国道10号利用と比較して約65分から約48分へと17分短縮される。
都農町内より南側の宮崎市内にある第三次医療施設に現在供用中の東九州道を利用して搬送する場合の約52分とほぼ同程度の所要時間となる。
日向地域は、日向夏や鶏肉等で県内有数の生産量を誇り、農林水産業が基幹産業である宮崎県の中でも農業生産量が大きい地域。
国の重要港湾である細島港の国際物流ターミナルの整備着工や県北屈指の細島工業団地への製造等の各種企業が進出しており、今回の開通により高速道路へのアクセスが向上することで、物流の効率化が図られるとしている。