プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は1月29日、LLamasoft社と企業のサプライチェーン改革支援で協業を開始したと発表した。
LLamasoft社が提供するプラットフォームを活用し、サプライチェーンのデザイン(戦略策定や既存ネットワークの最適化、実データを使ったシミュレーションなど)から、改革の実行、定着化までを一貫して支援する。
PwCのグローバルネットワークを活用し、国別のビジネス環境や税務リスクなどを考慮した包括的な支援が可能なプライスウォーターハウスクーパースと、サプライチェーンネットワークのモデリング、最適化、シミュレーションに関して幅広い業界の企業を支援しているLLamasoft社が協業することにより、外部環境や顧客のビジネスモデルに応じた総合的なサービスを提供することを目指している。
協業のもと、プライスウォーターハウスクーパースは LLamasoft社のプラットフォームを活用し、サプライチェーンネットワークモデルの策定にあたって実際のデータを基にさまざまなシナリオの検証を行い、企業戦略に即した実現可能なサプライチェーンの構築の実行を支援する。
プライスウォーターハウスクーパースはこのサービス提供にあたり、サプライチェーン改革を専門とするコンサルタント20名体制で、関連するサービスを含めて年間売上高10億円を目指す。