寺田倉庫は1月31日、北海道グローバルリンクスに出資し、京都・滋賀のエリア創出プロジェクトをはじめとした包括的な資本業務提携すると発表した。
訪日客の消費が「モノ」から「コト」にシフトしていることから、コト消費に対応しうる京都・滋賀エリアにコンテンツを集積させ、 そして両エリアを繋いだJAPAN CULTURE ORIGINエリアを創出するプロジェクトを構想している。
資本業務提携は、寺田倉庫のハード面での開発ノウハウ、北海道グローバルリンクスの「Co&Co」に代表されるソフト面の充実、双方の強みによるシナジーを京都・滋賀エリアの創出プロジェクトで発揮するべく、締結に至ったもの。
寺田倉庫は北海道グローバルリンクスが実施した2億円の第三者割当増資等を引き受けた。
また、具体的な取り組みの一つとして、「共育・共創・共生で世界をひとつに」をテーマに、共創の場として「Co&Co」がプロデュースするワールドラウンジの設立を目指す。
「Co&Co」が有する、世界40か国以上のエグゼクティブクラス2拠点3000名の会員(札幌/京都)が集い、 日本人と外国人が共に学び刺激し合うコミュニティを形成することで、新たなビジネス創出を図る。
同時に、京都における生活習慣や文化の違いを体験し、京都でのリアルライフを専任コンシェルジュがサポートし、このアクティビティを滋賀まで広げていくサービスの展開を予定している。