日本農薬 ／生産・包装業務の子会社に128名移管

日本農薬（株）は、事業環境の変化に対応するべく、第二次構造改革を策定し、昨年１０月よりローコスト体質への転換を目指した制度・体制の改革に取組んでいるが、生産・包装業務の子会社に移管した。
同社生産面でのコスト競争力を高めるとともに、外部価値の取込みも図り日本農薬グループ全体での競争力強化を図る狙いで、移管先は（株）ニチノーサービス（１００％子会社）。
同社は、従来の物流業務に加え、本件措置により生産と物流を一体として運営することとなり、外部からの受託生産業務も促進していく。
実施は４月1日より、生産部門従事者１２８名が同社に転籍し、給与、退職金制度の改定を行った。
コスト削減効果は、年間約１２億円の見込み。