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新キャタピラー三菱/オンラインによる部品カタログ検索システム開発

2002年07月14日/未分類

新キャタピラー三菱(株)は、情報システム開発・運用の関連会社 エス・シー・エム システムサービス(株)と共同で、販売会社向けにオンラインによる部品カタログ検索システムSIS-J(サービス・インフォメーション・システム・ジャパニーズ)を開発し、本格運用を開始した。
従来、紙文書で1万冊にも及ぶ製品の部品カタログなどの技術文書を電子データ化し、CD-ROMに格納して閲覧・検索するシステムを利用していた。
そのため、取扱い製品の変更により発生するメンテナンスを年4回実施し、その都度1セット約35枚のCD-ROMを約300の関係拠点へ郵送する必要があり、最新情報が末端に行き渡るまでに最大1カ月の期間がかかるほか、1回の更新作業(カタログ作成~全拠点へのCD-ROM郵送)に約400万円の費用が必要となり、年間で約1,600万円の費用が発生していた。
今回開発したシステムは、電子データをサーバ上で一元管理し、販売各拠点からオンラインで利用する形態に変更。顧客からの問い合わせの対応が最新情報に基づいてタイムリーに提供する事が可能となった。
また、同時に大幅なコストダウン及び人的工数の削減を達成した。
「SIS-J」の特長
(1) 従来は、大量のCD-ROM作成上の問題から年4回しかカタログデータの更新が出来なかったが、サーバ上にデータを一元配置する事で、マイナーチェンジの都度、随時情報の更新が可能。利用者側は即座に最新の更新情報を検索可能となり、顧客へのサービスが向上
(2) 1回当り約10,500枚(年間では42,000枚)作成していたCD-ROMの作成が不要になり、作成費・郵送費等のコストが削減
(3) 同社及び販売会社の各拠点では、1セット約35枚のCD-ROMから、目的とする情報を得るためにCD-ROMの入れ替え作業を頻繁に行っていたが、オンライン検索により、情報検索の作業効率が飛躍的に向上
(4) システムの構築にあたっては既存のアプリケーションプログラムをベースに開発し、高い圧縮技術を駆使することで既存ネットワークの増強が不要となるなど、新規システムの構築費用を削減

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