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伊藤忠丸紅鉄鋼/調達SCMソリューション「e-通い箱」ビジネス

2002年08月18日/未分類

伊藤忠丸紅鉄鋼(株)は、資材調達業務の効率化に対応した製品およびサービスを体系化し、新たなビジネス「e-通い箱(www.e-Kayoibako.com)」として立ち上げた。 同社は、拡大を続けるインターネット環境を活かし、調達サプライチェーン(SCM)に関連したビジネスを本格的に取り組む。
資材の調達領域において従来から抱える課題として、材料メーカーと需要家間の生産リードタイムの違いに起因する在庫問題と、手書帳票や電話でのやりとりに起因する作業効率の低さがあげられ、同社はこれらの課題に着目し、以下のソリューションを特色としたサービスを展開する。
ASPサービスによりスピーデイー且つ安価に提供可能で、同社の提供する調達SCMソリューションサービス(名称:「e-通い箱(www.e-Kayoibako.com)」)は、(株)日立製作所がビジネスパートナーとして購買業務のノウハウ提供・事業コンサルテイング及び開発に参画し、データセンタの運用サービス(ASP)を(株)CRCソリューションズが提供している。
「e-通い箱」サービスにより、インターネットを活用したオンラインネットワークで業務のスピードアップや、作業ミスの低減、ハンドリングの効率向上が図れ、また業務に関わる人件費その他諸経費全般での削減効果が期待できる。
さらに、在庫の正確な把握やサプライチェーン企業間での取引情報の共有など、より一層の業務改革が可能になる。
ソリューションサービス商品の特色として、伊藤忠丸紅鉄鋼自身の専門分野である調達業務経験を踏まえた「導入コンサルティングサービス(購買SCM戦略立案)」や「調達業務アウトソーシングサービス」がある。
また、ユーザ既システムへの連携までを視野に入れたシステムインテグレーションサービス、ASPでのシステム運用代行サービスなど、幅広いメニューを整備している。
製罐製造メーカー向けを皮切りに2002年4月よりASPサービス提供を開始しており、2002年7月稼動の日立製作所資材調達事業部の材料調達システムに、ベースエンジン機能を提供している。
今後、自動車業界などへも積極展開する一方、グローバル対応の一環として海外での調達業務にも拡大を予定している。
当面2005年度までの事業規模としまして、累計80社 累計売上高32億を目指す。今後は調達業務に付随する付加価値サービス提供(他パッケージ(設計系、商談/見積系、生産管理系、ERP)と組合わせたセットソリューション提供)なども視野に入れ、日立製作所、CRCソリューションズとの更なる強力なビジネスパートナ連携を実現し、調達業務に携わる企業全般を広くマーケット対象とする。

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