東芝アメリカ／i2のデマンドチェーン・マネジメント・ソリューション導入

i2テクノロジーズは、東芝アメリカ・インフォメーション・システムズ（以下：TAIS）の1部門である、コンピューター・システムズ・グループ（以下：CSG）が、増え続ける顧客にインテリジェントなカスタムオーダー・サービスを提供するため、i2 テクノロジーズのDCM（Demand Chain Management：デマンドチェーン・マネジメント）ソリューションを採用していることを発表した。
i2 DCM導入により、CSGはオペレーションとフルフィルメント（受注から納品まで）費用の削減を行う一方で、現在では、カスタムオーダーによるPC製品をより正確に、時間通り出荷できるようになった。
競争の熾烈な業界において、CSGの顧客層は規模、そして多様性ともに拡大し続けている。モバイル・コンピューティング技術の先駆者であるCSGは、世界中で最も多くのノートPCを販売している。CSGの高成長を支えているのは、顧客の希望通りにカスタマイズされたPCを、顧客の指定した時間に提供できる能力です。CSGとi2は、共にその課題に取り組み、すでに成果が現れている。
CSGでは顧客から受けたハードディスク容量、メモリ、OS、液晶ディスプレイ、ROMドライブ、無線機能、CPUの種類などのハード/ソフトウェアに関する注文に応じたノートPCをカスタム製造し、提供しており、顧客は希望した機能が即座に起動するPCを受け取ることができる。
このカスタムオーダー・サービスは、すべての販売チャネル上で利用でき、カスタマー・サービスを向上する一方で、CSGは業務の効率化、コスト削減を実現。最近では、i2のDCMを用いて、Webサイト”Shop Toshiba”や、コールセンター、Webの再販サイトのサポートを行っているほか、販売店内のTAIS売り場の強化にも活用し始めた。
CSGはi2のDCMソリューションを導入し、インテリジェンスをベースとした販売製造プロセスを注文・サプライチェーン計画の実行に連動させ、CSGは部品と材料の情報をオンライン上で簡単に公開できるようになっている。
また、顧客が適切な価格帯を確認できるよう価格の詳細情報を管理し、さらにカタログの内容を随時更新できるようになっている。