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日本BEAシステムズ/企業内情報のデータ統合アクセスツール「BEA Liquid Data for WebLogic」発売

2003年03月27日/未分類

日本BEAシステムズ(株)(以下:日本BEA)は、企業内データ統合を可能にするソフトウェアの新製品「BEA Liquid Data for WebLogic」(BEAリキッド・データ・フォーウェブロジック)を日本市場投入した。同製品は、4月中旬よりBEAのパートナー企業を通じて出荷開始する。
同製品は、企業の様々なシステムに散在している各種のリレーショナルデータベースをはじめ、ERP/CRM/SCMなどが持つデータやXMLデータなど、企業内のあらゆるデータにリアルタイムにアクセスして単一の仮想的なデータベースを構築し、BEA WebLogic製品群で構築する企業向けシステムで活用するためのデータ統合アクセスツール。
これにより企業は、データウェアハウスの構築など大規模なデータ統合プロジェクトを行うことなく、必要な企業内データをユーザが利用するフォーマットに変換・統合し、リアルタイムに統合できるようになるため、Webサービスの提供や企業内アプリケーション統合プロジェクト、コール・センターなどの営業支援システムや情報ポータル構築などをより短時間に、低コストで行えるようになる。
従来、企業はビジネスを成功に導くヒントをデータの中から導き出すために、複雑な個別の用途向けプロジェクトや企業アプリケーション統合プロジェクトを立ち上げる必要があり、多くの場合、情報活用はリアルタイム情報に基づくものではなかった。
同製品は、BEA WebLogic製品群が提供するJ2EEテクノロジーとXMLデータの標準検索技術の一つ「XQuery (Xクエリ)」を活用することで、企業内の様々なシステムのデータベースから必要なデータを抽出、統合、仮想的なデータベースイメージを瞬時に構築することで、常にリアルタイムな情報を見せることができる。
同製品の活用の一例として、支店、オンラインおよびコール・センターを通して顧客にサービスを提供する、顧客向け金融ポータルが挙げられる。
このような情報の集約度と要求度の高い環境では、一貫したリアルタイムの顧客サービスを提供することは困難であり、かつ巨額の投資が必要となる。
BEA Liquid Data for WebLogicによって、リアルタイムの情報可視性とユーザにとって必要なデータ構成による情報提供が可能となる。
同製品は、XMLの標準照会テクノロジであるXQueryをもとに、会社全体に分散した複数の異種データ・ソースに対して検索を実行し、XML形式で結果を得ることができる。

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