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住友商事の物流子会社スミトランス/液体・粉体専用コンテナのレンタル事業強化

2003年06月08日/未分類

住友商事(株)の物流子会社であるスミトランス・ジャパン(株)は、液体・粉体専用コンテナ(商標:マキシコン)のレンタル事業につき、新規システム導入や海外展開等の拡充策を通じ飛躍的な収益拡大を図る。
(1) トランスファー・レンタル・システムの導入
・サプライヤー(充填側)とレシーバー(排出側)が各々のレンタル料金を別々に負担するシステム。レシーバーへの納品日以降(デポへの返却日まで)の料金負担をサプライヤー側からレシーバー側へシフトする合理的なシステムで、顧客はコストを節約できる。
(2) 中国、韓国、台湾におけるライセンス取得
・スミトランスは本コンテナのライセンサーである豪TNTマテリアルズハンドリング社から新たに中国、韓国、台湾におけるライセンスを取得し、これら国・地域との輸出入ニーズに対応できる体制を整えた。
マキシコン・レンタル事業の特長
(1) マキシコンの特長
・マキシコンは1.1メートル四方の立方体で(約1 000リットル充填可能)、最大5個まで積み重ねることができ、ドラム缶等に比べ輸送効率、保管効率が大幅に高い。
・使用後は元の大きさの1/3以下に折り畳めるため、収容スペースを最小限化できる。
・コンテナ内に袋状シートを張る内袋方式のため、気密性が保たれ、湿気や異物混入を防げる(衛生・菌管理度が高い)。
・内袋は使い捨てのため(ポリエチレン製で焼却処分可能)、直接充填する際も接液部の洗浄が不要。
・内容物をポンプで吸引したり、蛇口を取り付けて排出することもできるため、充填・排出作業を大幅に軽減できる。
(2) レンタル方式の特長(スミトランスは小口バルク容器業界で唯一レンタル方式を採用)
・使用後のコンテナは全国7ヶ所(札幌、仙台、藤沢、名古屋、大阪、岡山、博多)にある最寄りのデポへ返却すればよく、利便性が高い(自己回収不要)。
・必要な時に必要な個数だけ使用すればよく、季節変動等の輸送需要の変化に柔軟に対応できる。
・自己洗浄、修理メンテナンス等が不要。

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