シーネット／無線LANとインターネットを利用したバーコード物流管理ASP開始

(株)シーネットは6月10日より、同社の物流ＡＳＰサービス群「ＬＩＳＡ（リサ）」の新サービスとして、無線LANとインターネットを利用した「ＡＳＰバーコード管理サービス」を本格的に提供開始する。
同サービスを利用することにより、インターネットに接続された無線ハンディーターミナルまたはPDA端末から、リアルタイムなデータ更新と入力作業の緩和が可能となり、倉庫業務におけるローコストオペレーションを実現する。
実現可能な機能としては、ハンディ端末側では入荷検品・出荷検品・ピッキング・棚卸等であり、物流センター本部または荷主企業側では、物流センター在庫情報や入出庫情報をＷeb上で照会することもできる。
従来、各端末からデータを集信する為に物流センター内にサーバーの設置が不可欠であった、このサービスを利用することにより、サーバーが不要となり、導入、管理までを含めたサーバーコストを削減できる。
また、データがリアルタイムに更新されるため、物流センターが複数にまたがった場合も容易にバーコード管理のためのシステム構築が実現できる。
導入にはスマートアクセスポイント（ワイアレスアクセスポイント）とハンディー端末、そしてインターネット通信環境が必要で、それらがあれば全国どこでも容易にバーコード管理を始められる。
その他の特徴として、バーコード対応、SS無線の802.11aとbまでをサポート、端末の稼動状況を全国単位でモニタリング可能といったことなどが挙げられる。また、有線のハンディ端末用にバッチ式サービスも選択できるようにした。
屋外等のPCを置けない環境には防水対応のアクセスポイントも用意し、あらゆる使用シーンを想定している。サポートするハンディ端末はWi-Fi規格に準拠した標準端末であれば原則的には機種を問わない。
今までサーバー導入コストの問題等で導入を見送ってた企業でも低コストで容易に無線バーコード管理システムを導入することを可能とした。ASPサービス月額管理料は１企業月額５万円～となり、アクセスポイント数による従量制課金とする。
同社は３ヵ年内に100クライアントへの導入を見込んでいる。
問い合わせは
(株)シーネット　　
営業本部　宮島、鈴木
TEL：047-422-1291　FAX：047-422-3797
E-mail：cnetinfo@cross-docking.com