電通／中国における市場調査会社、合弁で設立

（株）電通は、中国国内における市場調査会社である新生代市場監測機構有限公司との共同出資により、中国市場における市場調査会社「北京新生代市場監測機構有限公司」を設立する合弁契約を7月29日に締結した。
電通の出資比率は25％、新生代市場監測機構有限公司の出資比率は75％となり、9月より営業を開始する。
　
新生代市場監測機構有限公司は、消費者の購買行動、ブランド意向、メディア接触状況に関する中国最大規模のデータベースであるCMMS（China Marketing & Media Study ）を基幹商品として開発、販売する中国大手の市場調査会社の１つであり、CMMSは中国主要30都市をカバーし、70 000サンプルのデータによって構成されている。　
新生代市場監測機構有限公司は、本合弁会社設立後清算に入り、全事業は北京新生代市場監測機構有限公司が継承する。
　　
電通はCMMS等のデータに関する独自の掘り下げた分析を行うことが可能になり、今後はこの独自分析に基づく各種プランニングツールを開発するとともに、複数の調査事業を電通と北京新生代市場監測機構有限公司の両社共同で実施していくことを計画している。　
「北京新生代市場監測機構有限公司」の会社概要
社名： 北京新生代市場監測機構有限公司（英文名称：Sinomonitor International）
所在地：北京経済技術開発区
資本金：33 980 000人民元（約4.9億円）
執行総経理：鄭　志
副総経理　日本事業責任者：霍　虹
目標売上高：
平成15年度（9月から12月）1000万人民元（約1.45億円）
平成16年度は5000万人民元（約7.3億円）
平成17年度は7000万人民元（約10億円）
従業員：70名