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日本NCR/北海道銀行より消耗品関連業務のアウトソーシング受注

2003年08月25日/未分類

日本NCR(株)と日本NCRビジネス・ソリューション(株)は、(株)北海道銀行より行内で使用する消耗品に関する業務の一括アウトソーシングを受注した。
これは通帳、証書、帳票など現在約2000種類におよぶ消耗品の保管、管理および調達に関する業務を日本NCRグループが一括して受託して行うもの。
日本NCRは、これらの業務実施のために自社内サーバーで運営しているNCR On-Line システムに北海道銀行の用度品(消耗品)情報 (用度品管理コード、用度品名、在庫数、支店配布履歴など)を登録し、システム内で作成される各種分析レポートを基に、用度品の適正数の調達、在庫、配布を実現する。
NCR On-Line システムは、オフィス帳票などの消耗品の管理・運用支援のために日本NCRが米国NCRコーポレーションと共同開発した会員制システムで、銀行、カード会社、小売業など約50社が加入、利用している。
上記の分析レポーティング機能の他に、インターネットを経由した消耗品発注・照会機能、帳票の電子版ダウンロード機能など、消耗品関連業務を総合的に支援することが可能なシステム。
今回の業務委託は、NCR On-Line システムを中核として、日本NCRが長年ビジネスで培った消耗品の保管と調達のネットワークを活用することにより実現した。
この業務委託により、北海道銀行は、用度品保管倉庫の運営費、用度品調達費、関連人件費、自行管理システム運営費など、用度品に関わる年間経費の約20%の削減を見込んでいる。
さらに将来的には、支店インターネット端末からの用度品納品請求、低頻度使用帳票の電子版化によるオンデマンド化などNCR On-Line システムの機能を活用した支店向サービスの向上を計画している。
現在、銀行、カード会社、生損保のように、帳票など使用消耗品の経費率が大きい業界では、従来の購入単価切下努力に加え、調達総量や保管、管理などの業務プロセスの見直しが急務となっている。
日本NCRグループは、消耗品関連業務の一括アウトソーシングを、これらの課題に対する重要なビジネス・ソリューションと位置付け、今後各業界のリーディング企業に対して積極的に販売活動を展開していく。

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