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武田薬品工業/今後の医薬品生産体制

2003年10月23日/未分類

武田薬品工業(株)は、国内生産体制の再構築、海外生産体制の整備を進めるとともに、改正薬事法の施行を踏まえ、高度な製造技術を必要とする製品を除き、原則製造委託を推進し、現在の製造委託比率は、生産量ベースで50%程度となっておりますが、2005年度には、70%程度まで拡大させる。 
医薬品生産体制は、消費地生産、高度技術製品の自社生産を原則として、国内生産体制のスリム化、海外生産体制の強化、製造委託の拡大を基本戦略として実行し、競争力ある低コストの実現を目指している。
国内には光(山口県光市)、大阪(大阪市)、湘南(神奈川県藤沢市)の三工場があるが、湘南工場は、2006年3月末で生産を終了し、国内の生産は、光工場と大阪工場に機能を集中する。
湘南工場で現在生産している製品のうち、ヘルスケア製品については武田ヘルスケア(株)(京都府福知山市)に、医療用医薬品については光工場に生産移管する。
これにより、光工場は原薬から製剤製品まで生産を行うことになり、最も重要な生産拠点となり、生産移管にあたっては、総額約150億円の設備投資を予定している。
海外生産の強化は、欧米向け製品の供給拠点として武田アイルランド(製剤工場)で、原薬製造のための新工場を2004年10月稼動に向け建設中で、完成後は欧米向けの治験薬用原薬およびピオグリタゾン原薬等の生産を行う。
 

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