沖電気工業／成田空港「e-チェックイン」実証実験に参加

沖電気工業（株）は、国土交通省が推進している「e-エアポート構想」の「空港チェックイン手続きの電子化・自動化等に関する実証実験」の一環として、成田空港において12月3日から開始した「e-チェックイン」実証実験に、新東京国際空港公団、全日本空輸（株）、（株）NTTデータとともに参加・協力する。
実証実験では、ANAグループとNTTデータと協力してプライバシー保護にも配慮した「e-チェックインシステム」を共同開発した。
システムは、同社のチケット発券技術とバイオメトリクス技術を融合し、顔認証機能を搭載した自動チェックイン機と搭乗ゲート機で構成する。
バイオメトリクス情報を格納した搭乗券により、チェックインした本人が確実に搭乗することを確認し、セキュリティを向上させる。
同社は、これまでアイリス（虹彩）などのバイオメトリクスを活用した本人認証システムをセキュリティ市場へ提供してきた。
本実証実験では、搭乗手続きにおける本人確認として、バイオメトリクス認証技術の有効性を検証するとともに、運用面において利便性の向上を図っていく。