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東京都/ディーゼル車規制による大気汚染の改善効果

2003年12月21日/未分類

東京都は、ディーゼル車規制による大気汚染の改善効果を把握するため、気象などの影響を受けない自動車専用トンネルなどにおいて、ディーゼル排出ガスに由来するカーボン<元素状炭素(EC)>や発がん性の高い多環芳香族炭化水素(以下:「発がん物質」という。)等の調査を行い、過去のデータとの比較をした。
その結果、カーボン(EC)などすべての項目で濃度の低下がみられ、ディーゼル車から排出されるカーボン(EC)、発がん物質の低減が明らかになり、ディーゼル車規制による大気汚染の改善効果が確認された。
■調査概要
調査場所 環状八号線
井荻トンネル 大坂橋自動車
排出ガス測定局 目黒通り沿道
(内山教授調査)
調査項目 EC
発がん物質(3種類)
調査期間
(比較期間) 2日間:
15年11月9日(日)~10日(月)
13年3月11日(日)~12日(月) 2ヶ月間:
15年9月~10月
13年9月~10月 6日間:
15年10月、11月
12年9月、10月
■調査結果の概要
(1)環状八号線井荻トンネル
ECの低減率・・・49%
発がん物質(3種類)の低減率・・・28~58%
(2)大坂橋自動車排出ガス測定局
ECの低減率・・・30%
(3)目黒通り沿道
発がん物質の低減率・・・36%
■調査結果の評価
カーボン(EC)、発がん物質(3種類)及び内山教授調査の発がん物質の調査結果は、場所、項目、期間の違いはあるが、いずれも濃度が低減しており、ディーゼル車から排出されるカーボン(EC)、発がん物質の低減が明らかになり、ディーゼル車規制による大気汚染の改善効果が確認された。

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