（株）やまやは、2005年3月期を初年度とする「やまやグループ中期3ヵ年経営計画」を発表した。
計画におけるロジスティクス分野は下記のとおり。
顧客が求める品質・機能の商品を“エブリデイーロープライス”で安定提供できるようダイレクトソーシング・自社物流の全店ネットを推し進め、さらに店舗の地域的守備範囲を広げていく。
やまやの店舗に対して、全店ネットの商品供給を行っていき、滋賀県米原の関西物流センターを本年、秋に稼動させ、やまやグループのダイレクトソーシング、センター直納体制で実現する。
本年は、やまやの中部、近畿への店舗出店を関西物流センターによって、サポートし、北陸、近畿、中部の既存店の共同配送（共配）体制を全店ネットのDC体制に切り替える。
また、店舗終業後の夜間配送、夜間納品を実施する。
滋賀県米原の物流センターには、冷凍、冷蔵の設備を導入し、既存物流センターも、チルド、フローズン設備の拡充を予定している。
料飲店、高齢の顧客に接近するため、配達を強化し、3年後に全売上比10％達成を目指す。
グループの強みであるロジスティックス力をさらに強化。商流と物流の改革を推進することで粗利率アップを図る。
