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大王製紙/首都圏内陸部に自社物流センター建設

2004年05月05日/未分類

大王製紙(株)は首都圏における物流体制の強化を目的として、首都圏内陸部に自社物流センターを建設するため、埼玉県行田市の長野工業団地内に建設用地を取得した。

首都圏は日本最大の紙のマーケットであり、国内の50%以上を消費している。特に埼玉県の塗工紙巻取品の使用量は全国の25%もある巨大市場となっており、オフセット輪転機を所有する印刷工場数は約80箇所、輪転機の設置台数は全国の20%で、将来における新設・増設も埼玉県以北になるものと想定している。

市場に対応した物流体制を備えた自社物流センターを建設し、安定供給とサービスの向上を図る。

物流センターには塗工紙を主とした在庫を充実させ、加工機の設置及び夜間出荷体制の構築も計画し、当社の主力工場である三島工場(愛媛)からの輸送については、天候による影響を受けないRORO船(三島工場から埼玉県行田市まで24時間で輸送可能)を活用することで、工場から首都圏へのより安定かつ迅速な供給体制を確立する。

物流センター建設概要
投資額:11億円
所在地:埼玉県行田市大字長野地内「長野工業団地内」
敷地面積:13,012.43m2(3,936.3坪)
延床面積:約6,800m2(約2,060坪)
建物構造:鉄骨造平家建
完成予定時期:平成17年6月
保管能力:約13,000トン
主要保管品:塗工紙
付帯設備:加工機

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