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大日本インキ化学工業/中国・張家港における導電・磁性コンパウンドの生産開始

2004年10月17日/未分類

大日本インキ化学工業(株)は、中国・江蘇省張家港市に、導電・磁性コンパウンド事業の拡大と生産拠点の再構築による収益力向上を目指し、導電・磁性コンパウンドのプラント建設が完成し、10月より本格生産を開始した。

成長著しい中国・華東地区においてDICグループとして積極的に取り組むために、張家港保税区内の江蘇揚子江国際化学工業園に、約20万平方メートルの土地使用権を取得するとともに、100%出資による子会社、張家港迪愛生化工有限公司を設立し、複数の事業部門が同一の用地で事業を行う複合工場の建設を進めている。

導電・磁性コンパウンドプラントは、その第一弾として稼動を開始したもので、年産能力10,000トン。導電コンパウンドは半導体の後工程分野で必要なIC運搬用トレーの材料として、また磁性コンパウンドは小型モーターの成形材料として使用されるもので、華東地区では上海を中心に市場拡大が顕著になっている。

同社では張家港をグローバルな生産拠点として位置づけ、中国国内はもちろん、日本や東南アジアにも供給していく。

さらに現地で需要が急増している繊維用原液着色剤の生産を2005年7月より開始し、液状油性・水性着色剤の生産も計画している。

なお、張家港において、導電・磁性コンパウンド、繊維用原液着色剤の他、ウレタン樹脂、改質剤、塗料用樹脂など合成樹脂のプラントを建設しており、来春からの生産開始を予定している。

また、グループでは星光PMC(株)が製紙用薬品で進出することとしており、同社と東亞合成(株)との合弁会社、張家港東亞迪愛生化学有限公司も紫外線硬化型モノマーの工場を建設している。

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