（株）コジマは、平成17年3月期中間決算短信（連結）の経営方針の対処すべき課題として、グループは、中期的な経営戦略に沿って収益構造改善の枠組み作りを終え、現在その定着から実現へ向けた取組みを行っているという。
具体的には、全国5箇所の物流センターの設置や需要予測型自動発注システムの導入による発注業務と物流の効率化並びに在庫の効率化、管理者への成果主義の導入やパート比率の引上げを目指した人事体制の変更、また販売面ではお客様との関係強化を狙った「コジマお客様カード」の発行、出店政策面では効率的な店舗網構築のための統廃合の推進を行っている。
今後につきましては、こうした諸施策が一層効果的になるよう取組むとともに、人材教育による接客力と新製品比率の向上を目指すことで、さらなる販売力の強化を図っていくとしている。
経営成績では、タイムリーに商品情報や内部連絡等が行える情報端末機器を店頭販売員に携帯させることで適宜適切な接客ができるよう販売面の強化を図り、需要予測型自動発注システムの活用による在庫の効率化や店舗オペレーションの改善による人員の抑制、パート比率の向上を推進するなど、収益体質の強化に取組んだ。
次期の見通しにおいては、、引き続き大型店の出店を実施する一方で店舗の統廃合を推進し、販売力と収益力の向上を図るべく、既存店の活性化策の実施や人員の効率運営、効率的な物流と在庫の実現、経費の見直しを行っていくとしている。
