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かねもり、ムトウ/合弁会社設立

2004年11月24日/未分類

(株)ヤマノホールディングコーポレーション(以下:YHC)と子会社であるかねもり(株)、(株)ムトウの三社は、かねもりとムトウの共同出資により、ムトウのエージェント事業を母体とした合弁会社を設立し、訪問販売ビジネスにおける戦略的提携を行うことで合意した。

YHCは、創業者の山野愛子氏が提唱した“美道5原則”を企業理念に、すべての女性がより美しく、健康でハツラツと光り輝く「真の女性美」を追求し、和装品、アパレル・宝飾品などの小売業や卸売業、ブランド事業など、女性の美を追求する企業群を積極的なM&Aや提携によって有機的に結合し、より付加価値の高い「トータルビューティーソリューション」企業群を目指している。

ヤマノグループの32社に及ぶ企業群は、いずれもヤマノのブランド力と対象企業のブランド・商品・販売力を活かしながら自主独立採算性を追求し、グループとしての戦略的連携によって、高い収益を生む連邦経営を推進している。

かねもりは、平成13年10月に会社分割によりYHCの営業の全部(主に和装品や宝飾品などの催事販売、訪問販売及び店舗販売を中心に展開)を継承し設立した。

一方、ムトウのエージェント事業は、昭和29年に婦人会に対する「トッパー(婦人会服)」の直接販売を皮切りとして、通販と訪販を混合した特異な販売形態でもって発展し、最高時(昭和63年度)には年間売上高280億円を計上していた。

しかし、平成元年に、同社がダイレクトマーケティング事業(現通販事業部)を中核事業とし、経営資源の集中投下を図る戦略を推進したことに伴い、エージェント事業の規模は縮小し、平成16年3月期における同事業の売上高は40億円まで減少している。

かねもり・ムトウ両社の合弁会社設立の合意は、かねもりが保有するヤマノのブランド力、訪問販売ノウハウや商品調達力と、ムトウのエージェント事業が保有する全国規模の販売ルートや顧客資産等を融合することによりシナジー効果を創出し、新会社の訪販事業の更なる強化・拡大が図れるもの。

さらに、YHCを加えた三社それぞれが持つ経営ノウハウを新会社に凝縮することで、新たな訪問販売ビジネスの構築を目指す。

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