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東海高熱工業/生産拠点の再編

2004年12月26日/未分類

東海高熱工業(株)は、名古屋工場では顧客への供給体制を維持しながら建屋と生産設備を再構築することは種々制約があり実施できないため、仙台工場に生産を集約することとした。

エレマ発熱体が厳しい価格競争の中で生き抜くためには高コスト体質からの脱却が急務であり、これを実現するには効率的に設計された製造ラインと設備が必要であるため。

また、加熱装置を製造している京都工場は市街地に位置し、周囲近隣はすでに住宅地としての環境が整い生産拠点として、このまま継続することは極めて困難な状況にあることから名古屋工場建屋を活用することとした。

再編の概要は、仙台工場敷地内に約3,750㎡の新工場を建設し、名古屋工場のエレマ発熱体生産ラインを移設し、京都工場を名古屋工場に移転し、京都工場は閉鎖する。

名古屋工場は加熱装置の製造および研究開発、RS・担体の製造および研究開発、耐火物、その他新製品の製造および研究開発を行う総合開発センタ-とする。

新工場は、新しい生産設備や効率的な生産ラインの導入により得率の向上、原価低減などによりト-タルな生産性向上が期待できる。

また、新たに名古屋工場を総合開発センタ-とし、加熱装置・RS・耐火物、その他新製品の製造・研究開発を行い、情報を共有化することで開発のスピ-ドアップを推進し競争力の強化をはかることができる。

再編の時期は、新工場が平成16年12月初旬より工場建設に着手し、、平成17年3月中旬完成予定で、総合開発センタ-は平成17年7月初旬より既存建屋の改修工事を開始、同年10月完成を予定している。

再編に係る投資総額は約9億円。

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