次世代空港システム技術研究組合（ASTREC）は12月15日、ホームページをリニューアルオープンした。
ホームページは下記アドレスを参照。
http://www.astrec.jp/
平成16年3月から国土交通省における国際空港の高度IT化を先導する「e-エアポート」構想の一環としてRFID技術を用いて宅配手荷物と航空手荷物を融合した「手ぶら旅行」サービスを開始し4月以降、欧米国際空港間でのRFID航空手荷物タグの認識検証試験、米国DHS（国土安全保障省）-TSA（運輸保安局）とのRFID相互認識試験を実施してきた。
手ぶら旅行サービスの試行運用は、特にお年寄りやお子様ずれの方々から好評で、旅行のバリアフリー化に貢献できるものと期待されている。
今回、このような調査研究活動の成果を広く国内外に周知、情報発信することを目的に情報コンテンツの改定と英語サイトを追加しリニューアルしている。
今年のIATA年次総会（シンガポール）決議では、航空手荷物タグを現在のバーコード（紙タグ）からRFIDタグへの変更を進めていくとともに、航空券の全面e-チケット化の他、ボーディングパスのバーコード化、チェックインターミナルを共有化（空港に設置された共用型の自動チェックイン機でどの航空会社でもチェックインができる）させるという“コモンユースセルフサービスキオスク”というコンセプトを進めていくことが盛り込まれている。
問い合わせ
次世代空港システム技術研究組合／ASTREC（アストレック）
事務局長＝森井眞策／ShinsakuMorii
成田空港内
Tel0476-34-6789
Fax0476-30-0101
shinsaku.morii@astrec.jp
