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APと丸紅/ダイエーの第三者割当増資引き受け

2005年03月10日/未分類

(株)アドバンテッジパートナーズ(以下:AP)と丸紅(株)は、(株)ダイエーの事業再生計画の内容を詳細に精査した結果、計画の実効性、再生の実現性が極めて高く、ダイエー再生の結果、その企業価値が確実に向上すると判断し、ダイエーが行う第三者割当増資の一部を引き受ける。

なお、引き受け額は、AP(実際にはAPの関与するファンド及び機関投資家から)が434億円、丸紅が186億円で、2005年5月中の払い込みを予定している。

APは、1997年に、わが国最初のバイアウト・ファンドを設立して以来、日本におけるプライベートエクイティ投資のパイオニアとして培ってきたノウハウを生かし、ダイエーの再生に寄与していく考え。

APの投資は、豊富な経営コンサルティング経験に基づく、投資先の経営改善・支援を重視するスタイルに特徴があり、ダイエーの再生についても、APが経営陣や従業員主導のプロジェクトを推進・サポートし、各種の改善案を実施していくことにより、確実に企業価値向上が図れるものと考えている。

丸紅は、ダイエー再生支援を「重点投資分野と位置づけている食品流通分野における川下部分をさらに強化し、丸紅の強みである川上から川下に至るバリューチェーンをより一層堅固なものとする」という食品流通戦略の一環と位置づけている。

ダイエーに対して、お客様のニーズに合った商品の供給や共同開発の面で協力していくばかりでなく、総合商社の強みを活かし、優良テナントの誘致や効率的な物流体制、情報システムの再構築など、さまざまな分野において、有力なパートナーと協力関係を結びつつ、再生に寄与していく考え。

その結果がダイエーの企業価値向上につながり、投資効果の実現が十分に可能であると確信している。

APと丸紅は、今回、ダイエーの事業スポンサーとして選定されたことの責任を重く受け止めており、両社がそれぞれの持てる機能とノウハウを存分に発揮し、ダイエーに新しい風を送り込むことによって、事業再生計画の蓋然性を高め、必ずやダイエーの再生を成し遂げるとの固い決意で再生プロジェクトに臨む。

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